郷土の時間をめぐる~銚子みなと地区を歩く
「漁業集落 飯貝根の今昔を辿る」~
所要時間 約90分
日本有数の水揚げ量を誇る、漁業の町「銚子」。この港町が誕生し、今現在に至る時間をめぐるコースです。ちょっとした町の中のお散歩のように、ガイドさんとぶらぶらお話しながらお楽しみください。-
1旧西廣家住宅
西廣家は紀州から移住し、江戸時代以降の銚子漁業を支えた船主の1つです。
詳細
西廣家は江戸時末に紀州から移住し、それ以降銚子漁業を支えた船主の1つです。銚子の市街地は、1945年の空襲で焼失しましたが、ここ西廣家には、主屋、慶応年間(1865-1868)に建てられた納屋2棟、昭和初期の缶詰工場であった建物が残っています。これらの建物から銚子の水産業の歴史がわかります。
-
2和田不動尊
古来より漁業の関係者の信仰を集めており、奉納絵馬が残されています。
詳細
古来より漁業の関係者の信仰を集めており、奉納絵馬が残されています。有事に手を合わせたくなるお不動さまは、怒りの形相の下に、すべての人を導き一切の災いを祓う力をもつといわれています。
-
3川口神社
川口町の高台にあり利根川の流れと出入船の眺望がすばらしい神社です。
詳細
川口町の高台にあり利根川の流れと出入船の眺望がすばらしい神社です。
明治初めまで「白紙(歯櫛)明神」と呼ばれていました。神社の石段の途中には、網にかかり死んだ海亀を葬った亀の墓があります。 -
4銚子漁港第2卸売場
日本全国から漁船が入港し、四季を通じて旬の魚が水揚げされています。
詳細
日本全国から漁船が入港し、四季を通じて旬の魚が水揚げされています。
銚子の沖合は、南から流れてきた黒潮(暖流)と北からの親潮(寒流)がぶつかる場所です。この場所では、海の底から栄養豊富な水がわきあがります。また、利根川からの豊富な有機物を含んだ真水が流入します。このような恵まれた条件により、全国屈指の好漁場が形成されており、銚子は江戸時代から漁業のまちとして発展してきました。
現在の銚子漁港は、大規模な流通·加工機能を備えた全国屈指の総合漁業基地として発展しています。
運がいいと迫力あるサバやイワシなどが漁船から水揚げされる様子をみることができます。
文化財ガイドのご案内
- 【開催日】
- 毎月第2,4日曜日(旧西廣家住宅公開日)午前10時30分から
10分前までにお集まりください。
※予約不要 - 【参加費】
- 一人500円(保険料等)
- 【集合場所】
- 旧西廣家住宅主屋
千葉県銚子市川口町1-6271 - 【お問い合わせ】
-
銚子資産活用協議会事務局
〒288-0822
千葉県銚子市八木町1777-1
銚子市ジオパーク・芸術センター内
TEL:0479-21-6662
Mail:bunka@city.choshi.lg.jp
※当日ツアー参加者には本ツアーの見どころをまとめた資料をお渡しします。