釈迦涅槃図(千葉県指定有形文化財)
釈迦涅槃図(しゃかねはんず)は釈迦入滅(※)の際、弟子や動物たちが集まり慟哭(どうこく)する情景を描いたものです。筆で描かれたものは日本国内に数多く保存されていますが、圓福寺の涅槃図は刺繍で描かれた珍しいものです。
1669年(寛文9)に縫物師京都次郎左衛門が中心となり縫いあげられました。寄進者の中には、遠く仙台、紀州、泉州などが見られ当時の信仰の広がりと人の往来の多さを知ることができます。
毎年2月15日に一般公開されます。
1669年(寛文9)に縫物師京都次郎左衛門が中心となり縫いあげられました。寄進者の中には、遠く仙台、紀州、泉州などが見られ当時の信仰の広がりと人の往来の多さを知ることができます。
毎年2月15日に一般公開されます。
※入滅:人間の迷いを捨てて悟りの境地にはいること(釈迦の死)